「トリガー」

新しい行動は習慣化するまでなかなか行動しにくい。
そこで「トリガー」を明確にすることで行動するきっかけを作る必要がある。
全般的に効果があるが、特に難しいわけでも嫌なわけでもないが先延ばしする行動に効果が大きい。
「いつやるか」「いつまでにやるか」が曖昧だと先延ばしになりやすい。これをはっきりさせるだけでだいぶ違う。

・トリガーは複数あったほうがいい
例「朝のジョギング後に冷シャワー」「ジョギングしない時は7時に冷シャワー」


<好きなもの、楽しいものトリガー>(楽しい行動は繰り返しやすいので、楽しい行動をトリガーにすると連結する行動も続けやすくなる)
・好きなもの(ガム、チョコ、クッキー、ポッキーなど手軽なものを少しだけ)を食べたあとに特定の行動をする
 (トリガーに決めたもの(たとえばクッキー)はトリガーとして必要なときだけ食べる。それ以外は禁止)
・楽しいもの(録画しておいた番組とかゲームとか)をトリガーにして、その後にやるべきことをやる。
 (これもトリガーにしたものを、関係ない時に使ってはならない、トリガー専用として扱う)
・「好き、楽しいトリガー」→「行動」→「ご褒美」というサンドイッチはとても有効
(「好楽トリガー」と「ご褒美」は別のものにすること)

<大トリガーと小トリガー>
・大トリガーとは一番はじめのトリガーのこと。(「A→B→C→D」の「A」)
・大トリガーで失敗すると連結対象がすべて潰れる可能性が高いので非常に重要。
・大トリガーは実行する自信があることを選ぶ。楽しいこと、好きなことを選ぶ。
・小トリガーとは一番はじめのトリガー以外のトリガーのこと(「A→B→C→D」の「B」「C」)
・大トリガーで行動が始まれば、後半の小トリガーもドミノ倒しのようにうまく機能しやすい。

<時間トリガー>
<「弱」時計トリガー>
・時計を見て時間が来たらやる
・やる時間を決めてスケジュール表、ルーティン表に書く

<「中」アラームトリガー>
・やる時間にアラームを設定する(スマホかPCの複数設定出来るものが良い)

<「強」他人トリガー>
・やる時間に周りの人に声をかけてもらう、電話をもらう


<イベントトリガー>
<「中」習慣イベント前トリガー(既に確立している習慣に連結するので実行しやすい)>
・習慣化している行動の前にやると決める(ex食事前、寝る前)

<「中」習慣イベント後トリガー>
・習慣化している行動の後にやると決める(ex食事後、起きてすぐ)

<「中」突発イベント後トリガー>
・特定のイベントが起きた後にやると決める
(「心拍トレ→瞑想→鬼トレ」で一気に固めてしまう)


<知覚トリガー>
<「中」(関連物)知覚トリガー>
・行動と関係するものを目につくところにおく
 (寝る前に薬を飲む→毎朝、寝室に薬と水を予め用意)
 (寝起きで水を二杯飲む→寝る前に洗面台の真ん中にコップを置いておく)

<「強」(予定表)知覚トリガー>
・行動を喚起するものを目のつくところにおく
 (予定表、累積表、カレンダーを目立つところに貼る)
 (ルーティン表、予定表をすぐ見られる場所に置く)

<「中」(マーカー)知覚トリガー>
・行動を目立つマーカーで強調
 (ルーティン表、予定表で直近作業に目立つマーカーを塗る、これは強力で先延ばしを防止する)

<「中」場所トリガー>
・特定の場所に行ったら、特定の行動を行う

<?思考トリガー>
・「もしやりたくないとおもったら、絶対にやる価値がある」と自分に強く言い聞かせすぐ取り掛かろう

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