パトリオット

第一話

地味な工作員ドラマ。シュールかもしれない。
時々笑えるところが少しだけある。全体的に暗い。
イランの核開発に関わる重要物理学者の暗殺に失敗し、逮捕され拷問された主人公が再びイランへ。
父は情報局長で緊急事態になると息子を使って色々やろうとする。
兄は下院議員で助けになってくれる。
今回はイランで核開発再開反対派の候補に金を流し大統領選挙に介入しようとする。
全くやる気を見せないが、父親に従う主人公。
任務のためには暴力を全くためらわない感じが新しい。
秘密資金を盗んだブラジル人の家に行って6人兄弟から柔術をかけられる地獄絵図は笑った。
社用ジェットで出張と判断し荷物検査はないと判断したが、実際はエアラインで出張で荷物検査で揉めるとかありえない。

第二話

・一話冒頭で主人公の就職のライバルとみなされて突き飛ばされ轢かれて死んだと思っていた気の毒なスティーブン・チューが再登場。
 主人公は頭を打って頭の調子がおかしいリハビリ中のスティーブンと組まされる。
・本題に結びつかなさそうなどうでもいいシーンがよくある。
・ジョンは民間企業の従業員として工作活動をしているが無愛想で挙動不審で上司とも折り合いが悪い。
 普通に考えて普通の会社員として振る舞うならば会社に溶け込めるように振る舞わなくてはならないはず。
・全体的に変で不自然なドラマで見ていてストレスを感じる。
・見続けるべきか悩む

第三話

・ストーリーを楽しむドラマでなくて、変な雰囲気を楽しむドラマなのだろう。
・女性刑事たちがどのゴミ袋を調べるかでじゃんけんする変なシーンとかいらない
・証拠を見つけた女刑事が奇妙な叫び声を上げる必要があるのか。
・仕事ができず上司に疎まれる。潜入工作員ならば上司に疎まれるレベルの仕事の出来なさはありえないだろう。
・首になりそうだったが会社のオーナーの婿養子のカモ撃ちを手伝って首がつながる。
・父親は兄も弟も任務の手駒としてみている。

第四話

・再びルクセンブルクへ。
・素性を知っている同僚のすすめで携帯にスケジュール管理ソフトにTODOリストを入れる。
 時間も入力し、スケジュールが遅れると音声で知らせる。 
 今回も様々なことが上手く進まず「何分遅れています」「次の仕事まで後何分です」という音声が入る演出。
 この演出をするためにTODOリストを作るという話をいれたのだろう。
・兄と事情を知る同僚が顔合わせ
・マルクス風の髭の男が再登場。
・スパイ稼業もカバーのための会社員稼業も全くうまくいかない。
・ほとんどなにもうまくいかない主人公を見て苛立つためのドラマなのか?
・同僚と兄のお陰でプレゼンにはなんとか間に合った
・アニメで小型金庫を落として壊すのはそれが正しいやり方だからだ→落として壊した(苦笑)
・「何もうまくいかない不条理ドタバタ劇」にスパイドラマという味付けをしているのか。

第五話

・マルクス風の男はミュージシャンで偽名でシンガソングライターをしている主人公と組もうとしている。
・マルクス風の男と飲んだくれて音楽を語り合い珍しく無表情でない主人公。
・バーで絡まれ一発食らわせて楽しそうに二人で店から走り出すシーンは笑いを取るためのシーンなのだろう。
・無表情でだるそうな主人公が珍しく楽しそうでよい。
・ホテルのエレベーターに乗り込んでくる復讐する気満々のブラジル人の兄弟が怖い。
・さらにマルクス風の男もエレベーターに乗り込んできてルクセンブルクでの主要人物全員がエレベーターで揃いそう。
・重々しい空気が漂うエレベーターでマルクス風が自己紹介をし一人ひとり握手をするカオス。
・ストーリーはつまらないが、面白いシーンがある
・19の時から写真を撮ってないことになっていたが、友人とCDを出す時にジャケットに載せるため撮っており、それが敵の手にある。
・ストーリーを転がすために、不自然な設定、不自然な行動、馬鹿げた行動を色々入れるのだろう。

第六話

・ルクセンブルクで殺人事件の聴取、出張メンバー全員が呼ばれる。
・距離を縮めようとして朝食に誘ってくれた上司との約束をすっぽかして猛烈に嫌われる
・このドラマは一つの問題に取り組もうとすると、別の問題が起きて結局両方とももこじれる。
・1つの失敗から始まり、それへのフォローが2つ目の問題を生み、二つ目の問題へのフォローが3つめの問題を生む
 というように問題が連鎖的に発生する
・今回は普通の演出に近いのでそれなりに面白い。
・空港職員に金を奪われる→奪ったやつの家に乗り込んでいって一人殺す→

第七話

・ご都合主義的な無理な展開
・何回か画面に写っていたアジア人女性が金を盗んでいた。
・様々な偶然が重なってわけがわからない展開になっている
・ジョンは犬に電話をするぐらい頭がおかしくなっている。
・父は上層部無許可の違法な作戦なので息子二人を巻き込んでいる、さらに予算も少なくチープということらしい。

第八話

・主人公ますます挙動不審。本格的におかしくなってきている。
・アメリカ側も兄弟を送り込み、イラン側も兄弟を送り込んでいる。
・土管でサボっていると次々に登場人物がやってきて問題を持ち込んでくるという演出
・正体を知って脅してきた元警官の警備員は実はいい人だった。
・取り調べに向けて左手を使う練習をしていたがそれが裏目に出てますます上司に疎まれる
・じゃんけんシーン3度目。今回は特に長い。じゃんけんしながら会話。何がしたいんだ。
・兄弟仲はいい。
・親友のマルクス風おじさんは曲を残して首吊り。理由不明。

第九話

・取り調べは上手く辻褄が合った説明ができていた。さすが。
・学歴詐称、経歴詐称なので必要な知識を図書館で調べていたが理解できなかったので
 空港での荷物トラブルという名目で会合に出なかったとうまい言い訳。
・お兄ちゃんがブルース・リー風の黄色いジャージで弟のために大活躍
・なんとしても金を取り戻すためにルクセンブルク出張チームに入る必要があり、
 そのためカモ撃ちイベントに父まで参加。
・パパと上司(CEOに昇格)が二人でボートに乗り、パパが上司の家庭の問題の話を聞きつけ、
 息子に伝え、「そこを突け」と支持する。
・このパイプライン会社、あまり大きくない気がする。
・ジョンが1話で突き飛ばし大怪我をさせリハビリ中のスティーブンを再び不幸にする。
・上司がスティーブンを評価しているのでスティーブンと上司の仲を悪口を言ったことにして裂こうとする。
・ディック・チェイニー作戦、狩りに行って間違って知人を撃ったチェイニーに倣って、工作の邪魔をする上司を撃つ。

第十話

・父も子も任務・大義(イラン核開発阻止)のためならば殺人、暴行、虚言、人を陥れるのもためらいなくなんでもあり。
・ゲイと思われたイカボッドもたんにハグしたかっだけ。
・ディック・チェイニー作戦で鳥を撃つふりをして上司を軽く撃って、
 人が足りなくなったので解雇撤回でルクセンブルクへ。なんだそれ。上司を撃ったら当然訴えられるだろう。
・冒頭で記憶を回復しつつあるスティーブンを再び突き飛ばす。一番気の毒なキャラだ。 
・むちゃしてルクセンブルク行きを決めたが、書類の不提出で行けないことに・・・とおもったら直前で届いた。
・いくら上層部に内密の違法作戦でもイランの選挙に介入するための資金として100万ドル以下は少なすぎる。
・大筋でなんとかなれば、細部がデタラメでも何でもいいということなのだろう。
・父が弟に殺すように指示するのを知って兄が動揺するが、軍も兵士に殺すように指示する。
 人を殺すのは特別なことではない。
・自転車で車に跳ね飛ばされ入院した息子を見舞うが、時間がないと任務を急かす父、 
 弟を気遣い休むことを求める兄、父のために無理して起き上がり任務に向かう弟。
・バッグを盗んだ日本人人形師はバッグの色が良かったから盗んでおり、中身の金は重いから置いてきたという
・荒唐無稽な世界で荒唐無稽なストーリーが展開するのでなく 
 一見普通の世界、シリアスな世界で、ありえないほど荒唐無稽な登場人物が荒唐無稽なストーリーを展開するのがこのドラマだろう。
・警察で注意を引いてくれという頼みに、マッチョな友人が強盗にあったと全裸で飛び込んで笑いを取る。
・最後は女が金を持って逃げるのを見逃そうとするが、その時電話で兄が誘拐され金を持ってくるように連絡が入ったところで終わる。
・最後の最後までグダグダのトラブルが続く内容だった。

・前半はつまらない、後半はましになるがやはりクソドラマだった。
・どこまで行ってもトラブルが起き続ける悪夢のようなドラマ
・意図的に作られたグダグダドラマ。

メンバーのみ編集できます