形式と実態

権力・社会・文化にとって都合のいい「実体」は重視され、関連する「形式」は軽視される。
 ・形式:
  実体:
  結果:

権力・社会・文化にとって都合のいい「形式」は重視され、関連する「実体」は軽視される。
 ・形式:経済政策の失敗で死ぬ、オウムが人を殺す 
  実体:オウムより経済政策の失敗での死者のほうが多い
  結果:オウムは裁かれるが、経済政策の失敗は裁かれない
 
 ・形式:こんにゃくゼリーで人が死ぬ、モチで死ぬ     
  実体:人が死んでいる
  結果:こんにゃくゼリーは改善命令、モチは問題なし
 
 ・形式:娯楽産業は罰せられない
  実体:時間=命。娯楽産業は命と金を奪う
  結果:問題なし

 ・形式:マリファナ違法、酒は合法
  実体:酒はマリファナどころかヘロインよりも社会的に有害
  結果:酒は文化として完全に認められている。
 
重要なのは権力や文化、実体や形式は状況によって重視される対象が変わる。

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