合理的サイコパスだったらどう考えるかの思考実験
論理を突き詰めてゴリゴリの利己主義者になるとどういう思考になるのか試しているだけです。
私の考えではありません。

「結論」
(1)この世で唯一価値があるのは私の存在と私の時間と私の損得である。
(2)他人の存在、他人の時間、他人の損得、常識、道徳、倫理、法律、ルールそのものには一切価値がない。
   常識、道徳、倫理、法律、ルールは権力者や社会が従順な奴隷を製造するために作ったもので一切価値がない。
    →他人の作ったルールには従わない。自分の損得のみに従って生きる
(3)他人や世間にどう思われるか気にするのは、社会や世間の精神的奴隷である。
    →不必要に他人や社会の目など気にするな。
(4)勝てば官軍、負ければ賊軍
    →手段を問わず勝つことがすべて。
(5)善悪の基準は「時代」「社会」「個人」によって異なる。根拠も普遍性もなく、いい加減なものであり一切価値がない。
    →価値があるのは私の存在と私の損得だけ
(6)いかなる悪行も時間とともに風化して「出来事になる」
    →すぐ風化するから世間の評判など気にするな、勝つためには手段を選ぶな。
(7)正直は損。『ソーシャルネットワーク』に描かれたザッカーバーグを見習う
    →騙しても、盗んでもプラスになれば構わない。あとで金でケリをつければいい。

・私の人生は一回限りである。
・私の時間は一回限りである。
・私の命は一回限りである。
・命とは時間、人生のことである。
・私の命、時間、人生は私にとってこの世で最も価値がある。
・私の命、時間、人生は歴史上最も価値あるものである。
・私という存在はこの世で最も価値がある。
・私という存在は歴史上最も価値ある存在である。
・私は最も価値ある存在なので何をやっても良い。

・他人の命、他人の時間、他人の人生は私にとってどうでもいいものだ。
・私という存在は、他人という存在とは比較にならないくらい価値がある。
・この世は私が存在する間のみ意味がある。私が死んだ後どうなろうがどうでもいい。

・必要が無いときも、他人によく思われたいと思うのは、他人の精神的奴隷である。
・必要が無いときも、他人に悪く思われたくないと思うのは、他人の精神的奴隷である。
・必要が無いときも、他人にどう思われるか気にするのは、他人の精神的奴隷である。
・必要が無いときも、世間を気にするのは、世間の精神的奴隷である。
・どうでもいい相手が、自分をどう思おうがどうでもいいことだ。

・常識、道徳、倫理、法律、ルールは過去の人間が作ったものにすぎない。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは権力者が被支配者に押し付けたものにすぎない。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは社会全体の厚生を高めるものであっても、私の損得に貢献しない場合は破って良い。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは守ったほうが得な場合は守る。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは破ったほうが得な場合は破る。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールに無条件には従わない。損得で判断する。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールに従う人間は心身ともに社会に洗脳された奴隷である。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールに損得を考慮して従ったり、従わなかったりする人間は社会に洗脳されていない「まともな人間」である。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは従ったり守ったりするものではない。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールは利用するものである。
・常識、道徳、倫理、法律、ルールには一切価値がない。
・私の損得は絶対の価値がある。

・この世は仲良しクラブではない。
・この世は支配するか、支配されるかである。支配されるな、支配する側に行け。支配されるやつは間抜けで悪いのだ。
・この世は食うか食われるか。食う側になれ、食われるな。食われる方が間抜けで悪いのだ。
・この世は騙し合い。騙せ、騙されるな。騙される方が間抜けで悪いのだ。
・この世は殺し合い。他人を殺れ、殺られるな。殺される方が間抜けで悪いのだ。
・この世は奪い合い。他人から奪え、他人に奪われるな。奪われる方が間抜けで悪いのだ。
・どんな善行、どんな悪行も長い時間が経てば単なる出来事でしかなくなる。
・勝てば官軍、負ければ賊軍。
・勝てば大抵のことは正当化される。負ければ必要以上に悪く扱われる。
・何が何でも勝たねばならない。
・正しから勝つのでなく、勝つから正しい。
・「善行・悪行の出来事化」「勝てば官軍負ければ賊軍」という二点から「善悪の基準には根拠も普遍性もなくテキトウ」ということがわかる。
・「根拠も普遍性もない誰かが決めたテキトウな善悪の基準」には一切の価値がない。
・この世で価値があるのは「私の損得基準」だけである。
・「一般的な善悪の基準」は100%無視していい。「私の損得基準」だけで判断すればいい。


・勝つことがすべてである。勝つために手段は選ばない。
・強さは善であり、弱さは悪である。
・勝利は善であり、敗北は悪である。
・食う側は善であり、食われる側は悪である。
・騙す側は善であり、騙される側は悪である。
・殺す側は善であり、殺される側は悪である。
・奪い側は善であり、奪われる側は悪である。
・必要な知識は善であり、無知は悪である。
・得は善であり、損は悪である。

人間四分類
1.自分        最も価値がある。自分の存在、損得がすべてに優先する。
2.利用できる人間   利用価値がある間はそれなりに大切にせよ。 
3.利用できない人間  無視、無礼な態度で扱っても良い。
4.敵         一族郎党根絶やし。         
(究極的には自分以外すべて敵である)

・客観的な善悪、基準は存在しない。
・世間に存在する善悪の評価・基準は「法的なもの」「社会的に広く合意を得たもの」に過ぎない。
・どちらも頑健な根拠は存在しない。時代によって変化する単なる社会的合意にすぎない。
(夫が死ぬと、妻も殺されて埋葬される文化もあった)
(同性婚は昔は殆ど支持されなかったが、現代は支持を伸ばしている。100年経てば常識になっているかも)
・善悪の基準は「個人的なもの」「時代」「社会」であり普遍性、客観性、絶対性はない。

・この世で最も価値があるのは私という存在と私の損得である。
・「いい加減な善悪の基準」よりも、私の利害のほうに絶対的な価値がある
・「いい加減な善悪の基準」など気にすることはない。


・「勝てば官軍、経年で風化」した例
1.フェイスブックがコネクトUをパクって訴えられたこと
2.ジョブズとウォズニアックが長距離電話タダ掛け装置を売っていたこと
3.ジャーディン・マセソンがアヘンで儲け、ロービー活動でアヘン戦争を仕組んだこと
4.ロスチャイルドがナポレオンの大陸封鎖令を破って密貿易で儲けたこと
5.レオポルド二世がコンゴでやったことなど
6.スペインのインデオ殺戮
7.アメリカのインディアン殺戮
8.オーストラリアのアボリジニへのスポーツハンティング




・「他人に評価されたい」と思うのは「他人の精神的な奴隷」である。
・「他人に褒められたい」と思うのは「他人の精神的な奴隷」である。
・「他人に嫌われたくない」と思うのは「他人の精神的な奴隷」である。
・「他人に軽蔑されたくない」と思うのは「他人の精神的な奴隷」である。
・「他人に勝ちたい、負けたくない」と思うのは「他人の精神的な奴隷」である。
・人に褒めてもらおうと生きるのは「承認欲求乞食」だ。
・他人の視線を気にするのは、自分が確立していないひ弱な人間である。
・他人の思惑を気にするのは、自分が確立していないひ弱な人間である。
・他人がどう思おうが、こちらには何のダメージもない。
・他人によく思われるために何かするのは、時間の無駄だ。
・他人を意識して何かしたとしても、成果も損失もすべて自己責任だ。

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