<食品業界>
・食品会社は、あなたに健康になってほしくて食品を提供しているわけではない。
・あなたにカネを払わせ、自分たちがいい思いををするために商品を提供している。
・不健康な食品、病的な食品、依存性のある食品であっても合法であれば容赦なく売り込んでくる。
・彼らは知っていたとしても、都合の悪いことは一切言わない。
・いい加減なトクホ。
・清涼飲料水の危険性、砂糖、コーンシロップ、炭水化物の危険性を知っていて客に売り続けている。
・砂糖は依存性がある麻薬

<タバコ業界>
・完全に麻薬商人
・タバコ業界は危険性を知っていたが、危険性はないと長い間良い続けてきた。
・タバコの害はないという研究に長年資金供与してきた。
・広告規制、販売規制の緩い途上国の子供相手にに売り込むのが最近のトレンド。
・映画やテレビでタバコを吸うシーンを積極的に売り込んでイメージ作りに勤しんできた。

<アルコール業界>
・個人的被害と社会的被害の両方を考慮すると最も危険な薬物はアルコールである。
・約30人に一人がアルコール依存症になる。
・アルコールは極めて容易に手に入る、極めて危険な薬物である。
・アルコール業界は今日もCM等で消費を煽る。
・タバコ会社もアルコール会社も死の商人だ。

<メディア・エンタメ産業>
・メディアは「真実」「事実」「価値ある情報」「役立つ情報」を伝えるのが目的ではない。
・メディアの目的は「刺激的な暇つぶし」を提供することで金儲けすること。
・メディアは現実の世界から「面白おかしい」「良くも悪くも珍しい」ものを選んで見せているだけ。
・メディアは世界のごくごく一部を切り取って、それを面白おかしく脚色している。
・「時間ごとの気温と天気」だけじ実用性十分だが高気圧、低気圧がどうしたこうした解説するのは放送時間を埋めるためだろう。
・メディアコンテンツの傾向スポンサー企業に強く影響されており消費文化、娯楽文化、快楽志向が基調にある。
・メディアの流すストーリーは「ドラマとして面白おかしく」設計されている。現実ではない。
・ドラマでは「物事が突然発生しても、最終的になんとか解決する」が「現実では解決できない場合も多い」
・現実では「習慣」「事前準備」が重要だが、地味なので描かれることは少ない。
・天才や才人が何の苦もなく(少しだけ苦労して)問題を解決する。

<ゲーム業界>
・「楽しいこと」を提供していることは間違いない。
・ただし依存しやすいゲーム構造にしている。
・時間(≒人生≒命)と金と巻上げる業界。
・「楽しいこと」で時間、金、思考力を搾取する。
・デジタルドラッグ、デジタルヘロイン

<無料メディア業界>
・「役立つ情報」「価値ある情報」「事実」「真実」を提供する仕事ではない。
・彼らは役立つ情報を提供するつもありはあまりない。
・「役に立ちそうな情報(実際にはデタラメ、テキトウ)」「(どうでもいい)おもしろ情報」「(どうでもいい)刺激的情報」
・PV至上主義、とにかく興味を引いてクリックさせて、飯を食う商売。
・彼らはあなたがうっかりクリックしたくなる刺激的情報を提供する仕事。
・価値ゼロだが刺激的、ドラマティック、異常な話題で暇人を釣る商売(ex「女子大生が売春に転落する」)

<ダイヤ>
・デビアスは市場をほぼ独占し本来はそれほど高くないダイヤの価格を釣り上げた。
・ダイヤよりルビーなどのほうが希少らしい。
・映画などでダイヤのイメージを売り込んだ。

<作家、評論家、ハウツー業者>
・役立つハウツー、具体的解決法を教えよりも「(実際はともかく)役立ちそなもの」で釣って金儲けするのが目的
・中身が薄いのでムダな前置きやエピソードが長い
・実務家でないので大まかな方針は正しくても、実行するための手法が極めて手薄

<歯科業界>
・虫歯治療で飯を食っているので、虫歯がなくなると困る。
・虫歯予防指導のメリットなし。
・歯ブラシが虫歯予防に役立たないことは知っているが、あえて言わない。
・食後のガムが再石灰化を促して小さな虫歯を治すことは知っているが、あえて言わない。

<医療業界>
・最小限のコストで、最大限の利益を求めている
  →たとえ良いことでも、手間がかかる、金にならないことは一切しない。
・「肥満外来」できちんと生活指導、ダイエット指導があるかと思ったが
 心電図と内臓脂肪を測定されて高脂血症の薬出されただけ。具体的食事指導、運動指導なし
・昼間に眠い問題で「睡眠外来」へ → 睡眠測定機を貸し出されデパス処方のみ、だめならカフェインの処方も追加すると。
 睡眠に関する具体的指導一切なし。

<遅効性の毒>
・役立たない、即効の毒 → 明らかにわかるので売れない
・役立つ、遅効性

<商品3大分類>
・実用品  役立つ、便利
・非実用品 楽しい、気持ちがいい、心地よい、美味しい
・非実用品かつ実用品

<情報自衛>
・需要者と供給者の利害は対立している事が多い。
・供給者にとって得になること(≒需要者の損になること)は大々的にプロパガンダする。
・供給者にとって損になること(≒需要者にとって得になること)はできるだけ無視する。
・供給者の一部が真実を語っている場合がある。彼らの話をよく聞くこと。情報弱者になるな。自衛せよ。


<その他>
・法は世間が思う以上に緩いところがある。
・その緩さを利用して「合法的な騙しビジネス」「合法的な情弱ビジネス」「合法的な依存性ビジネス」をするのが儲かる企業である。
・実直にお客様のために良い商品をなどという会社は儲からない。

<儲かるもの>
・(コスト)低コストで作れる
・(効用)(好み)十分な刺激がある、(実用)十分な利便性がある 
・(離脱)強い依存性、やめるのが難しい、乗り換えるのが難しい

<奴隷を作るものが勝つ>
・ロックイン構造がある商品を売る。
 (他社の製品に乗り換えにくい商品で商売。ユーザーは売り手の奴隷)
・生理的、心理的に依存性のある商品を売る
 (人間の脳が好む塩、砂糖、油をふんだんに使った美味しくて不健康な食品で商売。消費者は食品業界の奴隷)
 (タバコ業界、アルコール業界はタバコ奴隷、アルコール奴隷を大量に保有している)
 (ゲーム業界も依存性がある商品でゲーム奴隷から時間、命、金、思考力を巻上げている)
 (エンタメ業界も刺激のある商品で、エンタメ奴隷から時間、命、金、思考力を巻き上げている)

<実用分野で儲かるクズ商品>
・「役に立ちそうにみえて役に立たない商品(クズ商品)」を言葉巧みに売り込む
 (本当に役立つものは高コスト)
 (本当に役立つものはまだ見つかってない)
 (本当に役立つものはあるが「生活習慣」でカバーできたりする)

<非実用分野で儲かる商品>
・低コスト
・心地よい刺激
・強い依存性 → 奴隷を作る


<負け組の麻薬>
・酒、タバコ、ゲーム、漫画、映画、

・マス向けビジネスでは、顧客の知識・判断力・自制心は乏しい。
 そこで「美味しい、楽しい、便利、しかし長期的には害があるような商品(遅効性の毒)」をCMなどで巧みに売り込む。
 顧客は遅効性の毒について「知らない」、「知っていても我慢できない」ので購入する。
・「合法なら客がどうなろうが知ったことじゃない」
・プロ向け商売は相手の知識があるので騙しは通用しない。

・企業はあなたを騙して、一円でも多く金を巻き上げようとしている
・企業はあなたの害になる商品を当たり前のように売りつけてくる
・企業はメディアを通じて世論や文化を支配することで、間接的にあなたの思考も支配している。


<情報の非対称性>
売り手は情報を持っている、買い手は情報を持っていない。

<遅効性の毒>
即効性の毒は、激しい苦痛がすぐにフィードバックされるのですぐに排除される
遅効性の毒は、激しい苦痛がすぐにフィードバックされないのですぐに排除されない(酒やタバコの苦痛は数十年後)

「即効性の快楽 + 遅効性の毒」がよく売れる。

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