話し上手より聞き上手のほうが評価される

<愚痴 不満の聴き方>
・相手の気持を肯定した上で聴く
・相手の愚痴や不満に対して「下らない」「自己責任」という批判的立場を取らない
・「相手がそう言っているのだからそうなのだろう」と考えて受け止める
・相手の存在価値を認める「頑張ってるじゃない」「凄く偉いよ」「私には出来ない」

・相手の行動の「なぜ」を聞くと、価値観が出てくる
・相手の行動には「意味がある」「合理性がある」と考えて受け止める

・聴く時は手や足を組まないように(防衛姿勢にみえる)
・相手の目を見すぎるもの問題だが、相手の目を避けすぎるのも問題
・相手の目の色を見るつもりで見る
・聞き役に徹するとは、会話の主導権を相手に譲り接待役になるということ

・矛盾を矛盾のまま受け入れる、そこに突っ込まない
・相手の話をこちらで整理しない
・相手の話を最後まで否定せずに聴く
・「でも」「しかし」を使わない
・相手が価値観を持ち出した時は、「なぜそう思うのか」聞いてみる。
(「お金がいちばん大切なのです」→「なぜそう思うのですか」)
・表面的な言葉尻、言葉のアヤでなく、言いたいことを汲み取る

・答えやすい質問、掘り下げない質問を投げかける
 音楽が好きです
 →(センスを問われる用に感じる人もいる)どんな曲を聞くのですか?
 →(掘り下げない質問)どんな時に聞くのですか?
(掘り下げない質問を用意しておく)

・無知、無能になって無心に聴く
・相手の話を聞けなくなるのは有能さを示そう、自分の知識をひけらかそう、考うをひけらかそうとする場合
・自分は無能、人は知識がない、自分は考えがないという三無で、相手の話を無心に聞く
・無能、無知、考えなしの自分が相手から教えてもらおうと思って傾聴する
・有能さのアピールは、逆に軽薄、馬鹿に見える
・知識ひけらかしは、軽薄、馬鹿に見える
・相手の話を先回りして「こういうことでしょ?」と言わない。待つ。
・相手の鼻スペースを大切にし、介入しない

自分の得意フィールドの話は?

承認欲求
・相手よりも上だと、知識を披露する
・相手よりも上だと、相手の欠点を攻撃する

・お互いに同じフィールドで、どちらが上か競う会話は避け、譲れ(雑談における優位性など譲ってしまえ)

自分の承認欲求はどこで出るか
自分の防衛反応はどこで出るか


・相手の得意フィールドの話をよく聞いてやれ 自分の得意フィールドに話を持っていくな
・相手が言わないキーワードを勝手に足さない
・相手が話したいと思っていることを見つけて、積極的に質問して喋らせる

・基本は「自分のことは話さない」「相手の話を聴くことに集中」
・相手のあちこちに飛ぶ脈絡のない話を、黙って受け止めることで信頼される。
・相手の大切にしている価値観を否定しない。「相手が大切にしているもの」を大切にする。
・褒める時は
 1.相手の褒めて欲しいところを察知
 2.具体的に褒める
(普段の会話から察知する、人物ごとにメモしておく、「自分は○○だ」「自分は○○が得意」などと自己申告する場合にメモ)
・相手の褒めて欲しい部分の気づいても、自分が納得してから褒めるようにする(納得してないと表情に出やすい)


『聞き上手の法則』澤村直樹
『あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール』松橋良紀

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