・SNS、日常の両方に当てはまる。

<会話のきっかけ>
・こちらから話しかける 
 → できるだけ話しかけない
・相手から話しかけられる
 → 相手から話しかけられても聞き手に回って相手に適当に同意したり流したりする
・相手から質問された時  
 → 結論だけを簡潔に答えて切り上げる(理由は聞かれなければ答えない、理由を述べる場合は簡潔に)

原則:しゃべらない
例外:仕方なく最低限しゃべる


<時間のムダ>
・おしゃべりだと、時間を無駄にしやすい。
 →基本的にしゃべらない
  1.こちらから話しかける機会が減り会話回数が減る
  2.話によけいな口を挟まないので一回の会話時間が減る

<おしゃべりから直接生まれる問題> →発言回数、発言量を減らせば回避できる
・おしゃべりだと、失言して問題を起こしやすい。
・おしゃべりだと、本音を漏らしてしまいがち。
・おしゃべりだと、余計な情報を相手に与えてしまう。

<おしゃべりなため評価が下がる> →発言回数、発言量を減らせば回避できる
・おしゃべりだと、聞き下手になり信用されない。
・おしゃべりだと、相手から軽率だと侮られる。
・おしゃべりだと、相手から与し易いと侮られる。

<スパイ的コミュニケーション術> →口数を減らすだけでなく、聞く技術、質問技術、共感技術を学ぶ必要
・余計なことは一切話さない
・必要最小限のことしか話さない
・必要なことは用心深く話す
・本心は絶対に明かさない
・大変な聞き上手、相手から情報を引き出す
・共感的コミュニケーションの達人
・気配り
(『勝負どころを突破する!―モサドに学ぶビジネスの掟』(ジェラルド ウェスタビー))

<なぜ人はしゃべりすぎるのか>
・自己顕示欲、有能感、マウンティング
・自分の知識を披露して上だと見せたい(相手の話に関連する知識を披露する)
・自分は相手よりも上だと見せたい(相手の間違いを指摘する)
・目の前の相手の間違いを指摘する。批判する

「問題あるコミュニケーションスタイル」
A「的確なアドバイスできる俺は賢い!」→アドバイスせずに流す
・相手の話を聞いて求められていないのに「ああしたほうがいい、こうした方がいい」と不要なアドバイス。
・相手が形式的に相談しているにすぎない(愚痴を聞いてほしい)のに、話を聞かず解決策をアドバイス。

B「俺のほうが上、あいつらわかってない」
・相手の話に「それはおかしい、まちがっている」と批判的言動。
・目の前にいない第三者の間違いを指摘する。批判する。(政治家、知識人、有名人、上司、知人、家族もっと身近な人でも)
 
C「俺も色々知ってるぞ!俺にも喋らせろ」
・相手の話を聴きながら、自分の知識の中から関連することをしゃべりだす。

D「俺の話を聞いてくれ」
・自分のことをべらべら喋る
・自分の考えをべらべら喋る

E「連想した話を聞いてくれ」
・話していて連想した話をすぐにする


・話が聞けないのは自尊心と有能感を満たしたいから。
・馬鹿げたコミュニケーションスタイルを取ってしまうのは、承認欲求、有能感欲求。


<対策>
・聞き上手になる。
・原則しゃべらない
・「連想した内容」をしゃべらない。
 (芸能人Xの話題になると、必ず何十年前にXが大変横柄な態度を取ったのを見た話をする人を見たことがある)
・必要性もなく同じ話を何度もする人は、連想で喋っている可能性が高い。
・喋ったら自分に得になる場合はしゃべる、損得関係ない時は一切しゃべらない。
・喋る前に一呼吸置いて考える。
・人は一言話すごとに価値が変動する、話す前に吟味する。
・喋るのはタダではないし軽いことでもない。時間を使っており、自己評価を変えてしまう。

・これは喋るメリットが私にあるか? 
・これは喋るメリットが相手にあるか?

・自尊心、有能感、承認欲求は「おしゃべり」でほんの少し得られる。
 しかし、時間を失い、自己評価を下げるので代償は大きい。
・自尊心、有能感、承認欲求は「行動」しその「成果」によって大量に手に入れられる。
・ムダなおしゃべりを無くし、「行動」し「成果」を手に入れよう。

・私はしゃべりながら考えをまとめるところがあったので、おしゃべりになりすぎた。

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