「いじめやテロも正当化される」と発言したFacebookの重役、「挑発的になっただけ」と説明
2018年4月2日 17時0分 ギズモード・ジャパン
・2016年、Facebookの重役の一人が、Facebookがテロ攻撃の計画に利用されたり、いじめによる自殺の原因になりうるとしながら
 同時に会社の成長のためにはそれらの副作用も正当化されるとメモを残していた

・先日BuzzFeed Newsがそのメモを報道したところ、当の重役で、消費者向けハードウェア部門副部長を務めるAndrew "Boz" Bosworth氏は自分自身の書いたことに、書いている最中ですら同意していなかったと釈明しました。「このメモは部内向けのもので、僕が頻繁に行なうように、話し合うべき問題により広い範囲で焦点を当てる目的だった」と彼は説明します。今回のメモは部内で共有していたために流出したわけです。

・メモは倫理的に疑問の残るデータ収集方針も、「人々を繋げる」目的の名の下に正当化されるとしている

・Bosworth 「The Ugly,(醜い側面)」

・繋がりがネガティブなものになることもある。いじめを助長してしまうことで自殺に繋がるかもしれないし、
 テロを計画し、死人が出るかもしれない。それでもまだ僕らは人々を繋ぎ続ける。
・醜い真実とは、繋げるという行為の力を強く信じているから、どういう手段であれ、より多くの人々を繋げられる程「良い」と考えることだ。
 そこだけはデータでしっかりと裏付けがとれるからね。
・成長のために行なうすべての仕事は正当化できる。倫理的に問題があると言われている連絡先の取り込み方針。
 検索されたくない人でも友達から検索できるようにし続ける、メニューや規約の繊細な言葉遣い。
 より多くのコミュニケーションを生み出す努力。いずれ中国向けに行わなければいけないあらゆる努力。そのすべてだ。
・メモが報道されて間もなくBosworth氏はFacebook上に「自分自身の発言に同意しないし、それは書いている時ですら同じだった」

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