『糸川英夫の人生に消しゴムはいらない』

・恵まれすぎて逆境がないと弱体化する。
(コメント:産油国は石油関連業が発達するがそれ以外の産業が発達しにくい。産油国に限らず資源国は資源産業以外が発達しにくい。楽して食える産業があるとそれに頼りがちになる)
・逆境に対応した例:コウモリは非常に弱いので暗いところで活動する。光を探すのでなく、超音波で状況を把握するように進化した。
・ソニーの井深と盛田は戦後すぐの時期の制約(逆境)だらけの時代が燃えたと語っている。
・逆境があるから創意工夫をする、逆境がなければ現状維持になりがち。
・「個人として何ができるか」「自分に対してどこまで挑戦できるか」これを片時も忘れてはならない。
 そのためにはセルフコントロールと適切な自己評価が重要。
・逆境→(☓)簡単に諦める
 逆境→(◯)粘り強く創意工夫したが上手く行かず諦める。しかしその姿勢は別の機会に生きるので◯。
 逆境→(◯)粘り強く創意工夫をして乗り越える
・困ったときに創意工夫で解決しようとする。困った時=逆境、解決に力を発揮するものは独創性。
・著者は入れ歯を作る時に良い歯医者を探して、大阪の歯医者に行き着いた(念入りである)
・異質なものを組み合わせて新しいものを生む(著者曰く「ポアンカレの法則」)

メンバーのみ編集できます