できる人のテクニックはそのまま役立たない

『鬼速PDCA』はPDCAを緻密に高速回転させる方法でよくできているがいきなり真似るのは難しい。
著者も単純なものから少しずつ改良して今の形にしたものである。
いわば、オリンピック選手のトレーニング手法、パガニーニの曲、見事なダンスのようなもので普通はいきなり真似られない。

どうするかというと、やはり部分に分解して部分ごとに練習する、単純化して取り入れる。
慣れるに従って徐々にレベルを上げていくしかないだろう。

ダンスははじめは手の動きだけ、足の動きだけに集中して覚えるし、うまくできない特定の部分だけを繰り返す。
全体を何度も通して覚えるのでなく部分ごとに練習して最後に全体を出来るようにする。
だから完成したダンスを見てそのまま真似ても効率よく練習できない。

楽器もパートを区切って練習することが多い。
全体を通して出来るのはかなり上達してから。

出来上がったものをそのまま真似ようとしてもうまくいかない。
スモールステップに分解して、それを段階的にこなしていくしかない。

出来る人の完成されたやり方やトレーニングはそのままでは役に立たない。
ゼロからゆっくり積み上げる過程から学ぶべき。

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