ツイッター、脳への悪影響は大!? このSNSがメンタルヘルスに与える影響とは
How Is Twitter Affecting Our Mental Health?
BY エスクァイア編集部 2017/11/16

・短時間で様々な感情を呼び起こす
 →脳は互いに相容れない大量の情報を絶え間なく処理するようにはできていない
・ネット、SNSでは相容れない情報、相互に関係ない情報が大量に流れてくる
・思考資源を消耗させる
・送り手は刺激的情報を意図的に送りつける
・無価値な情報が大量に頭にこびりつく
・悲しいこと、楽しいこと、可愛いこと、怒りを感じることそういった一貫性のない情報が流れてくる
・感情的負荷のシーソー行為が、長期的にどのような影響を与えるか不明
・注意持続時間や自尊心、睡眠の質に悪影響
・「情報の過負荷」という考えは古い。ツイッターに限らない。
 テレビを見続けること、新聞をざっと読むようなことさえ情報過負荷としてやり玉に挙げられてきた。
・メディアとソーシャルメディアとの違い「ソーシャルメディアは体験をより受動的なものにします」
 ・ケーブルニュースの場合視聴者には選択肢がある
  情報量に圧倒、退屈→いつでもチャンネルを変えられる。しかしソーシャルメディアは制御不能(大げさでは?)
・これまでのメディアでは一つの話題に集中しているとき関係のない話題が割り込むことはあまりなかった
 深刻な話題から、すぐに面白おかしい話題が出てくるというようなことはなかった。ツイッターはこれを根本から変えた
・大胆なニュース番組を観て感情を刺激されても、ツイッターを10分間見ただけで呼び起こされる多様な感情的刺激には遠くおばない
・SNSのとめどない情報の波に触れることは、脳震盪を起こすような打撃を頭に連発されるようなもの。あらゆる情報が平面的になり何も記憶に残らなくなる
・「相反するさまざまな感情を次々に抱けば、一つ一つの感情を最大限に感じることができなくなる
・「起こったばかりの銃乱射事件に恐怖を感じたかと思えば、
 可愛い子猫のコンテンツに癒され、今度は嫌悪感を覚えるような社会正義の問題に向き合う。
 人間の脳はこのように様々な感情を短時間で連続して処理できるようなものではなく、そのように進化してきてもいない
・重要なことは情報の過負荷に 疲労感を覚えたときに自ら気づくこと
 人は現実世界で恐怖を感じる状況に直面したとき…。たとえるなら、ジャングルでライオンに遭遇したときを思い浮かべてください。
 目をつぶったり、「気持ちを切り替えよう」と思ったところで、この恐怖の感情がすぐに消すことはできません。脳は恐れや苦しみなどの感情を処理する必要がある 
・メディアが支配する現在の世界では、感情を正常に処理するタイミングが狂わされる
・感情が十分に高まり対処するために役立つ何らかの行為を起こす機会が得られない。あらゆる恐怖に対して容易に鈍感なる
・常に多くの情報が過ぎ去っていくツイッターには、それ自体がこの感情的負荷の問題の回避策になっているというポジティブな面もあります。
・当然ながら大量の情報を処理し、これらにどのような感情的反応をするかについては、
 一人ひとりが異なっています。重要なのは情報の過負荷に疲労感を覚えたときに自ら気づき、必要に応じて距離を置くこと
・スクリーンを見ない時間を決める(「就寝前には携帯を見ない」など)
・集中しなければならないときには通知を切る
・ソーシャルメディアアプリは常に人々を依存させようとするもの
・何かが問題になった可能性に気づくことは、どんな依存症状においても常に解決のファーストステップ
・「それが広告掲示板や雑誌、ツイート、フェイスブックの投稿であれ、自分が見ているものについて意識的にならなければなりません。
 傍観者になってはいけないのです」『これは私にどんな影響を与えているんだろう』、『思いやりやユーモアを刺激するものだろうか』
 『この話題に自分はどのように反応するだろうか』というように、意識的にコンテンツに向き合えば、主体的に情報をコントロールできるでしょう」

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