進化心理学的に考えて狩猟採集時代は
1 情報そのものが極端に少なかった
2 役立つ情報が少なかった
3 相手に知能や知識を見せびらかし味方に付ける必要が非常に強かった
4 会話で詰まらないように情報を集めておく必要があった
5 有名人、実力者とつながるため、あるいは心理的に近づくため
以上5点から
 情報に非常に敏感、価値ある情報でもゴシップでも情報収集に熱心になるように脳が形成された

しかし現代においては
1 大量に情報がある
2 ゴミ情報が圧倒的
3 特に貴重な情報は別だが多くの情報は入手容易
4 昔ほど同盟者を必要としない
などの理由から、
 情報に非常に敏感な脳の構造、情報への姿勢は現在では不適応
 →ゴミ情報を大量に集めることになり極めて有害
 →大半の情報を捨て、ごく一部の情報を見極める必要がある

知りたいと思っても「この好奇心は狩猟採集時代、10万年前の欲望で時代遅れ」と自分に言い聞かせる。



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