「パレオな男」より

▼ステップ1.プレ読書
・タイトル、章、節の見出し、参考文献、著者の履歴などをチェック「そもそも何の本なのか?」を明確化
・各章の最初と最後のパラグラフだけを読む
・タイトルからどんな内容が想像できる?
・著者はどんな内容を書きそうだろう?
・本の出版日は、内容に影響を与えている?
・章や節の見出しからわかることは?
・参考文献からわかることは?

▼ステップ2.速読
1回で最後までサッと読む
・結論やテーマに見えるものに、片っ端からマークをつけていく。
 すべてが終わったら、その中からさらに最も重要そうなものをチェック。
・未知単語をピックアップ、意味書き込む
・重要だと思った節や文章に適当な目印をつけて、なぜ重要だと感じたのかをメモ。
・理解できなかった所に目印。
・結論にいたるまでのステップには、番号をふっておく。それぞれの文章では、前提と結論を意識。
・速読中は、定期的に自分に問いかける
 「もっとも重要なポイントが見つかったか?」
 「議論の結論がわかったか?」
 「結論にいたるまでの道筋にフラグを立てたか?」

▼ステップ3.再読
・再読。「自分の言葉で友人に本の結論を説明できる」レベルを目指す
・「著者の主張を本当に理解できているか?速読で理解できなかった点をチェックしたか」
・「すべての概念や用語の意味は確認できたか?」と
・「点は線にできたか?(一貫した論理が自分のなかに構築デキたか?)」
・「著者の結論を自分の言葉で解説できるか?」
・自分が立てたフラグの修正、または追加。
・著者の主張を自分の言葉で言い換えてノートに書く。
・本の論理展開をダイヤグラムやチャートにまとめてみる。
・「それゆえに」「つまり」「したがって」などの言葉に注意して結論を探す。
・「なぜなら」「のように」「なので」などの言葉に注意して前提を探す。
・ここまでのステップで行ったことを総合して「まとめ」を書く。再び本を読まなくてよいレベルの細かさで書ければOK。

▼ステップ4.評価のための再々読
・ステップ3で作った「まとめ」を使って、本の内容を点検
 ここでは本の内容を吸収するのが目的ではなく、著者とディベートしていくようなイメージ
・自分の作ったノート、まとめ、チャートなどに誤りがないかをチェック
・さらに新しい発見があった場合はメモ
・「この本の結論は正しいか?」
・「正しくない結論を正しくするにはどうすればいいか?」
・「本の議論に説得力を感じるか?その理由は?」
・「著者の主張に反する事例はないか?」
・「著者が誤ったと思う部分を正確に指摘できるか?著者が誤った箇所をちゃんと説明デキるか?」
・「著者の間違いを指摘した場合、著者はどんな反応をすると思うか?」
・「逆に自分が間違っていた点はどこか?」
・「自分と著者の考えに食い違いはないか?もしあるなら、自分と著者のどちらが間違っているのか?」
・「本を読んだことで自分のどんな考えが変化したか?」

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