意見のレベル

A大まかな方針　
B抽象的な手段
C詳細で具体的な手段
D抽象的な計画
E詳細で具体的な計画
F抽象的な計画を維持するシステム
G詳細で具体的な計画を維持するシステム''

ACEGが揃って「十分な意見」になる

大抵は大まかな方針と抽象的な手段の話ばかりで使えない。

欠けている部分を自分でカバーすればいいが、雑な意見を平気で述べる神経にも苛立ちも感じる。

幸之助の「ダム経営をするには、どうしてもしたいという熱意が大切」という「大まかな方針」を聞いて
聴衆の多くは「具体的にどうすればいいのかわからない」と感じたそうだが、
稲盛が感動して実行したのは、稲盛が自分で具体的な手段、具体的計画、具体的システムを考え抜いて実践できたからだ。
不十分な意見を聞いても、自分でカバーできる人は強い。