外を見ると内を見る

A他人の成功に学ぶ(外を見る、本を読む、メディアを通じて知る、直接知る)
B他人の失敗に学ぶ(外を見る、本を読む、メディアを通じて知る、直接知る)
C自分の成功に学ぶ(内を見る、自分の成功直視、深く分析、記録、対策)
D自分野失敗に学ぶ(内を見る、自分の失敗直視、深く分析、記録、対策)

・「外を見る(成功、失敗)」は「他人事」なので心理負荷が小さく楽
・「外を見る(成功、失敗)」は「他人事」であり、自分にフィットしない部分が大きい
・「外を見る(成功、失敗)」は物語的要素があるので無駄にのめり込みやすい
  →関連する情報を必要以上に集めやすい、お勉強マニア化、「内を見る」ことから逃げがち
  (「歴史から学ぶ」という名目で趣味を正当化する役立たずの歴史マニアとか)

・「内を見る(成功)」は心理的負荷が小さく楽
・「内を見る(成功)」は過大な自信に繋がりやすい(「成功の復讐」「成功の呪縛」「成功体験に囚われる」)

・「内を見る(失敗)」は「自分事」なので心理負荷が大きく困難
・「内を見る(失敗)」は認知フラッディングなどの心理技法を使って直視できるようにする必要あり

自分の成功、失敗は自分の状況に依存する
他人の成功、失敗は他人の状況に依存する
したがって、他人の成功・失敗から学べることは、自分の成功・失敗にフィットしない部分がある
他人の成功、失敗は参考程度であり、それを自分にフィットするように取捨選択、加工必要

他人の成功から学べる部分、他人の成功から学んではいけない部分
他人の失敗から学べる部分、他人の失敗から学んではいけない部分
自分の成功から学べる部分、自分の成功から学んではいけない部分
自分の失敗から学べる部分、自分の失敗から学んではいけない部分
があるので、AーDまで幅広く学んで自分で判断して取捨選択して学ぶ

自分の目標、状況、失敗などを「詳細、精密、具体的に」把握して、
必要な情報を取捨選択、加工して自分用にする。

・他人から失敗、成功を学ぶ時は、自分の状況、レベルに近い人間から学ぶのが効果的
・九州から富士山へ行く人間と、北海道から富士山に行く人間は予算も乗る飛行機も電車も違う
・自分の地点を把握し目的地のギャップからどうすべきか考える


平均に騙されるな、自分の状況、個性、レベルをよく把握して対策せよ
平均思考は捨てなさい

「学んで思わざれば即ちくらし。思うて学ばざれば即ちあやうし」(『論語』孔子)
 →(学んで考えない、考えて学ばないのもダメ、学んで、考えろ)
「本を読みすぎると考えられないバカになる(大意)」(『読書について』ショーペンハウエル)

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