人の弱みに付け込むモンスターを生み出した 元フェイスブック社長の後悔
Nov. 13, 2017, 11:50 AM TECH INSIDER13,577

・ショーン・パーカー Facebookが人間の「脆弱性」に付け込んでいるとして非常に批判的だ。
・「それが子どもたちの脳にどのような影響を与えているかは、誰にもわからない」
・「『どうすれば、ユーザーの時間や意識、注目を最大限に奪えるか? 』という、Facebookをはじめとしたアプリ開発者の思考プロセスが全てを物語っている」
 → ユーザーの写真や投稿などに対して『いいね』やコメントがつくことで、ユーザーの脳に少量のドーパミンを分泌させることが必要
 → ユーザーがより多くのコンテンツを投稿するようになり、ユーザーはコメントやいいねを更にもらえるようになる
   これが、社会的評価のフィードバック・ループ
   人間の心理に存在する『脆弱性』に付け入る、私のようなハッカーが思いつくような発想だ
・私、ザッカーバーグ、インスタのケビン・シストロムやその他大勢はこれを認識していた
・『引っ張って更新』には中毒性がある。ツイッター(Twitter)にも中毒性がある。
  開発当時はそのことに考え及ばなかった。この負の一面を後悔している(ローレン・ブリヒター(Loren Brichter))
・「フェイスブックやグーグルを運営している人たちは善い人たちだ。
 ただ、彼らが良かれと思って取った戦略は、意図せぬ恐ろしい結果をもたらしてしまった
 問題は、現在の広告モデルを切り捨てる以外に、これらの企業がこうした弊害に対処する方法がないということだ」
 (ロジャー・マクナミー(Roger McNamee))

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