文化・社会的合意

慣れ、常識、文化、社会的合意
慣れると当たり前になる。現在の当たり前は客観的に当たり前ではない。

・こんにゃくゼリーは子供が数人死んで大問題になり改良された。
・餅は毎年10人以上死ぬがあまり問題にならない(高齢者用の細かい餅はある)

・餅は文化であり、人が死んでもあまり問題にならない。
・こんにゃくゼリーは文化でないので、人が死ぬと大問題になる。

・文化に含まれると合理的判断を免除され特別扱いされる。
・文化に含まれないと合理的判断の対象になり特別扱いされない。

・ネクタイも文化であり、実用品としての価値はないがファッションとして特別扱いされている。
・ちょんまげは兜を被りやすくするためという実用性があったが、その後は単なるファッションとなった。
・日本は交通事故より風呂場事故死の方が多い。原因は湯船に長く浸かる入浴文化。
 高齢覇者は冬場に42度以上10分以上浸かると危険だが文化なので気にしない。
・ある部族に蔓延する風土病を予防する方法を教えられたが、彼らの文化に組み込まれず、風土病はそのまま蔓延し続けた。
・ある部族は前歯を二本抜く風習を持っていた。
 これは破傷風は流行った時に顎の筋肉が固まるので口を開けなくても食べ物を流し込めるようにする実用性があった。
 破傷風が流行らなくなったあとも文化・ファッションとして続いている。

・世の中のかなりの部分は文化・社会的合意によって動いている。
・合理的判断は文化・社会的合意の前では無力だ。

・基本的に文化・社会的合意には逆らわないほうが良い。
・基本的に文化・社会的合意を批判したり疑問を呈しない方が良い。
・基本的に文化・社会的合意に逆らってることを公言しないほうがいい。

・逆らう場合は文化・社会的合意に逆らうメリ・デメを見極める。
・逆らう場合は周りにわからないように逆らう。
・逆らう場合は逆らっていることを公言しない。

・私が嫌う「娯楽文化」「大衆社会」「消費文化」「面白おかしく生きる文化」もすべて文化だ。

・好き嫌い関係なく文化・社会的合意を商売に利用。
・自分にとって不合理な文化・社会的合意を普段から探し、それを捨て合理的な思考、合理的行動を選択。

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